今、ドクターズコスメのゼオスキンやエンビロンが流行っていますよね。
ゼオスキンは少し値段が高いな・・・
皮剥けすごいな。合わなかったらどうしよう。
このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。
私も、ゼオスキンに関心を持ちましたが値段が張るので、とりあえずトレチノイン・ハイドロキノン療法をしてみよう!ということで始めました。
トレチノイン・ハイドロキノン療法
自宅で塗り薬を塗りながら肌のケアをしていく美容医療です。
トレチノインとハイドロキノンという軟膏を1日1~2回塗布します。
トレチノイン
トレチノインとはビタミンAの一種です。
ビタミンAの中では化粧品に使用されるレチノールが有名ですが、トレチノインはレチノールの約100倍の作用を持つと言われています。
トレチノインはA反応と呼ばれる、皮膚が赤くなったり、皮が剥けたりする反応が起こります。
A反応は薬が効いている証拠です。自然に治まりますが、ひどい場合は受診を!
2.表皮の細胞を分裂・増殖させ、皮膚の再生を促す(ターンオーバー活性)
3.皮脂の分泌を抑える
4.コラーゲンの分泌を高める
→皮膚の張り・小じわの改善
5.ヒアルロン酸を生成し、皮膚をみずみずしく保つ
ハイドロキノン
ハイドロキノンはメラニンを作るチロジナーゼの働きを阻害し、さらにメラニン色素を作るメラノサイトそのものを壊す働きがあります。
市販の美白化粧品の数十~数百倍程度の効果があり、塗る漂白剤と言われています。
メリット・デメリット
メリット
- レーザーが反応しないような薄いシミにも効果がある
- 自宅で毎日できる
- トレチノインはシワやニキビにも有効
- 今あるシミの改善と、新しくできるシミの予防が出来る
- 顔全体がトーンアップする
デメリット
- 使用開始4~6週間くらい皮剥け・赤みが出る
- 妊婦は使用できない
- 紫外線の影響を受けやすくなる
→日焼け止め必須 - 使用中はレーザー等の治療が受けられない
トレチノイン・ハイドロキノン療法の治療経過
私の治療経過をご紹介します。
使い方
通常0.025〜0.1%のトレチノインと1〜10%のハイドロキノンを1日1〜2回塗布します。
私は0.025%トレチノインを全顔に、5%ハイドロキノンをシミや色素沈着がある部分に朝晩塗布しました。
使用開始~2日目
特に刺激や皮向けを感じることなく、朝晩塗り続けました。
3日目
目周り、頬の皮が薄く剥け始めました。
見た目はそんなに気にならないレベルですが、体感的に乾燥が気になりました。
洗顔やスキンケアの時に刺激を感じ、合わない化粧品を使って肌荒れした時のような感じでした。
4日目
メイクをしていなかったので、日中は特に刺激を感じることなく過ごせました。
夕方から所々うっすらと皮剥けをし始め、全体的に乾燥を感じました。
化粧水等、全てのスキンケアが沁みて辛かったです。
5日目
この日は、皮剥けが始まってから、初めてメイクとマスクをして出かけました。
メイクは色付きの日焼け止めと部分的なパウダーのみにしておきましたが、それでも鼻と口周りの皮剥けが目立ちました。
洗顔もこれまでになく激痛で、風呂上がりの乾燥が早かったです。
6日目
持っているスキンケア用品は全て沁みるため、ワセリンを塗りました。
夜にワセリンを塗ることで、翌朝の乾燥を防ぐことができました。
7~8日目
見た目はこの頃が一番酷かったです。
鼻下~顎の口周りのみ皮剥けしました。
マスクをしているので他の人からは見えませんが、マスクの中の口周りは白く皮剥けしています。
全顔まばらに赤みがあり、乾燥していてツヤもなくなりました。
9日目
見た目の皮剥けはだいぶ治まってきました。
お風呂上りにスチーマーを当てると、肌がふやけてポロポロと皮が剥けます。
2日後に予定があるため、この日からトレチノインをやめてハイドロキノンのみ塗るようにしました。
11日目
予定があったので、いつもどおりのスキンケアとメイクをしました。
2日前からトレチノインを止めていたので、皮剥けはしませんでした。
夜からまたトレチノインを再開しました。
13日目
また薄皮が剥け始めました。
7~8日目のように酷くはありませんが、スチーマーを当てるとポロポロ出てきます。
14日目
日焼けの後のように、気持ち良いくらいぺローンと頬の皮が剥けました。
11日目にトレチノインを再開してからは、皮剥けはありますがヒリヒリとした刺激は感じませんでした。
現在
予定がある1~2日前からトレチノインを中断し、予定が終われば再開するというサイクルで現在も続けています。
皮剥けすることもありますが、初めほどは酷くなくあまり気になりません。
現在のスッピン加工なしの写真がこちらです。
まとめ
トレチノインは使い始めはA反応が辛いですが、その期間を乗り越えればキレイな肌を手に入れることができます。
・肝斑が薄くなった
・生理前に出来ていたニキビが出来なくなった
・肌を褒められることが増えた
使用頻度や薬剤の濃度は本人の肌質などによって変わってくるので、医師と相談しながら治療を開始してください。
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