ダーマペンやレーザーなどの美容医療の契約の際に、オプションとしてエレクトロポレーション(イオン導入)を勧められることが多いと思います。
エレクトロポレーションって本当に必要なの?
お金も掛かるし、必要ないものはしたくないな
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、治療ごとにエレクトロポレーションが必要なのかそうでないのかを解説していきます。
実際に、私が治療を行った経験をもとに、それぞれの施術ごとに比較します。
必要性の比較
ダーマペン、ケミカルピーリング、レーザートーニング、フォトフェイシャル、フラクショナルCO2レーザーを比較してみました。
治療後に赤みや腫れなどのダウンタイムがある場合は、エレクトロポレーションで冷やしながら鎮静させることで、ダウンタイムを軽減させることができます。
また、治療によっては施術後にエレクトロポレーションをすることで、薬液が普段よりも浸透しやすくなる場合もあります。
ダウンタイムへの効果と、エレクトロポレーションの薬液の浸透性の観点から、それぞれの施術を検討しました。
ダーマペン
ダーマペンは極細針で肌の表面に小さな穴を作り、肌の回復力を向上させます。
治療後赤みが出るので、冷やすという意味でもエレクトロポレーションは付けたが良いです。
また、開けた穴から薬剤が浸透しやすい状態になっているので、エレクトロポレーションの効果を最大限に発揮できます。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは薬剤を使って、皮膚の角質層〜表皮上部を剥がれやすくし、肌のターンオーバーを促進します。
治療後はかなり乾燥するので、エレクトロポレーションは必須です。
また、不要な角質を除去した状態なので、エレクトロポレーションの薬液の浸透も良くなります。
レーザートーニング
レーザートーニングは微弱なパワーのレーザーを全顔に照射する治療です。
治療後に若干赤みが出るので、その後エレクトロポレーションをすると赤みが引くのが早いです。
しかし他の施術と比べると、赤みは少ないので必須とまではいかないかもしれません。
レーザートーニングをした後にエレクトロポレーションをしても、薬液の浸透率は変わらないので、なくても良いと思います。
フォトフェイシャル
フォトフェイシャルはIPLという波長の光を照射する施術です。
治療後に赤みが出るので、エレクトロポレーションで冷やすことで赤みが引きやすいです。
薬液の浸透に対する効果はレーザートーニングと同様です。
フラクショナルCO2レーザー
フラクショナルレーザーは、炭酸ガスレーザーを使用し、皮膚に小さな穴を空けて自己治癒力を高めることで肌を再生する治療です。
治療後赤みが出るので、エレクトロポレーションで鎮静させることをお勧めします。
また、レーザーで肌に穴を空けているので、エレクトロポレーションの薬液が浸透しやす状態になっています。
まとめ
今回は、エレクトロポレーションの必要性について解説しました。
レーザートーニング以外はエレクトロポレーションのオプションを付けた方が良いと考えます。
施術の目的に合った薬液をオプションで付けることで、薬液の浸透性が良くなり、相乗効果が期待できます。
同じ治療をするなら、効果を最大限に出せるエレクトロポレーションのオプションを付けることを是非検討してみてください。
こちらのクリニックはエレクトロポレーションをオプションで付けられます。
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